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2012年7月18日 (水)

青森のツアー4日間

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7/14~7/15はクラブツーリズム新宿の北東北5座登頂ツアーの内岩木山と八甲田を担当いたしました。前日の岩手山と前々日の早池峰山が悪天候の為登頂できず、お客様は欲求不満のようです。そこで岩木山は予定コースを外れ種蒔苗代に降りてミチノクコザクラの群落を見ていただいたら、大満足の様子でした。写真は岩木山頂での常盤野小中学校による登山ばやし演奏の様子です。
 翌日の八甲田は朝から雨でしたが別なツアーパーティは大岳を諦め、田茂萢湿原散策に変更していましたが我々は何がなんでもピークに立ちたいということで決行いたしました。毛無岱の木道は川のようになっていて防水の悪い靴はすぐにビチョビチョです。山頂を極めた後、風雨の井戸・赤倉岳稜線を歩き無事ロープウエー山頂駅に到着です。結局3座しか登れませんでしたが皆さん満足のようでした。
 そして7/16~7/17は毎日新聞旅行の戸来岳・櫛ケ峯ツアーです。16日は朝から強い雨です。お客様は戦意喪失してしまい奥入瀬渓流と蔦沼の散策に切替えいたします。ただ奥入瀬渓流は茶色の濁流となっており、遊歩道まで水が押し寄せていたので間もなくバスでピックアップし蔦沼へ。やはり強い雨の中を明日の櫛ケ峯の足慣らしをしてもらいました。
 17日は猿倉温泉午前5時出発しましたが川のようになっている登山道とブッシュに難儀して6時間半掛かってようやく櫛ケ峯へ。そして猿倉温泉到着は午後5時になり、12時間行動となりました。お客様からは二度と登りたくないとの声が多く、地元ガイドとしてやるせない気持ちで一杯でした。また来てみたいと言われるような登山道の整備を心から心から願うものです。昔は快適に歩け楽しめたものです。南八甲田は原始の姿を維持するという管理方針のようですが、既存の登山道を安全に歩けるように刈払いするのとは別な話しではないでしょうか。現状登山道には何箇所も木の幹が道に立ち塞がり、何回も頭をぶっつけ、道はグシャグシャです。まるで山に入るなというばかりです。すでに猿倉温泉から駒ケ峰への道はブッシュに覆われ廃道のようだと聞いております。自然保護団体・行政・山岳団体等で話し合いも持たれたようですが、前に進む様子が見られません。南八甲田は皆んなのものです。人が入るから荒れるのではなく、逆にきちんと整備し木道を設置し管理すれば湿原は荒廃しないと思います。何とか昔のように南八甲田を楽しく歩きたいと思うのは私だけでしょうか。

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コメント

連日の案内お疲れ様です

どんな状況下でもベストでお迎え案内しよういう思いが伝わり
さすがABOさんと思っています。

うなぎを食べてまた活躍をなさってください。

>チッチさん おはようございます。
励ましのお言葉ありがとうございます。
指名がかかるようなガイドになるよう頑張ります。

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