谷川岳とファーストエイド講習会
6/21から6/24まで「大人の休日キップ」を使って谷川岳と日本山岳ガイド協会主催のファーストエイド講習会に行ってきました。谷川岳は6/21ロープウエイから天神尾根を登り、肩の小屋に泊り翌日雨の中を西黒尾根を下りました。小屋は貸切で西黒尾根でもだれとも会いませんでした。クサリ場の連続でスリップに注意しながら慎重に下りましたが、途中靴底が剥がれ余計神経を使いました。画像は6/21の天神尾根からの谷川岳です。
下山した後一ノ倉沢岩壁トレッキングコースを歩き、マチガ沢・一ノ倉沢を初めて望むことができました。残念ながら上部はガスが掛かっていましたが圧倒的な迫力です。出合には過去の遭難者に供えた花束もあり「魔の山」としての側面も垣間見たところです。
その後神奈川県愛川町に移動し、日本山岳ガイド協会主催のファーストエイド講習会に臨みました。参加者は24名で2日間に亘って行われ「登山の疲労とその予防」「山の栄養学」「山の外傷と処置」「三角巾実習」「テーピング実習」「外傷処置実習」「緊急患者の見方」「脱水症・低体温症・凍傷」「総合演習」の内容でした。特に最後の総合演習はチーム単位での模擬傷病者の応急処置で、実際に開放骨折や裂傷をメーキングして出血もさせる生々しい状態で行われました。ガイドとして必要な処置方法を習得できた充実した講習会でした。
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