ガスとガリガリの茶臼岳
本日岩手県が午後から天気が回復する予想で茶臼岳に向かいました。アスピーテラインは昨夜からの積雪が10cmくらいあり、除雪車が出ておりました。ユースホステル前駐車場は車無しでしたが、準備中に福島ナンバーの車が上がってきました。画像はガスった前山の稜線です。
コースは恵比寿沢から前山に延びる尾根を登り、茶臼岳そして茶臼山荘までです。時間があれば八幡平まで行くつもりでしたが山荘で終わりとなりました。
尾根は笹が出たり灌木が出ております。八甲田と比べたら極端に雪が少ない感じがいたします。ガリガリの上に薄っすらと新雪が乗っています。トラバースするとスキーが流れます。
前山の稜線上を歩いていたら下から私の名前を呼ぶ声が。お客様を連れた地元の平山ガイドでした。茶臼山頂直下はガリガリでトラバースできません。また雪崩の危険性もあり尾根上を忠実に山頂まで登りました。そして山荘まで。
思い起こしてみると冬場に茶臼岳の山頂に立ったことがないかもしれません。山荘には立ち寄るがなかなか山頂に向うことがありませんでした。
山荘での平山ガイドです。笑顔で元気一杯の方です。帰りは雪崩を警戒して山頂に登り返して尾根筋を滑ることにします。
山頂でシールを外して滑り込みましたが、ガリガリでしたが程良い新雪が滑りを楽しませてくれました。ガスっているので滑っているのか止まっているのかの感覚が麻痺してきます。駐車場に戻ったら10台くらいの車が止まっていました。とうとう晴れることはありませんでしたが、天気が良い時また来てみたいものです。明日は八甲田でガイドの予定です。
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