安達太良山を登ってきました
3/21~3/23まで山形の天元台で山スキーの検定があり、帰りついでに安達太良山に登ってきました。念願のくろがね小屋に泊って温泉に入るのが適いました。初日3/24は朝から雨模様でゴンドラも止まっていますので、ゆっくりと勢至平経由でくろがね小屋に向かいます。上部はアイスバーンが予想されるので足元はスキーでなく、スノーシューです。
あだたら高原スキー場がスタート地点です。関東方面からのスキー客が多いようです。
勢至平では正面から猛烈に吹雪かれ、雪だるま状態でくろがね小屋に到着です。着いた時は4人位でしたが、その後ぞくぞくと入ってきます。ダルマストーブの燃料は石炭で傍に居れないくらい熱いです。
夕食はカレーライスでしたがレトルトではなくじっくりと煮込んだ本格的なもので、おかわりもできました。
朝食は温泉たまごが付きます。ごはんも美味しいです。
他パーティの出発風景です。手前の方が管理人さんです。ただ小屋に泊って帰るパーティもあります。
雪面は予想していたとおりアイゼンの歯も入らない位のアイスバーンです。久し振りのピッケルとアイゼンの世界でした。上の写真のパーティはアイゼンの使い方がまだ未熟で山頂直下の急斜面で動きが取れなくなっておりました。
山頂への登りは岩場に氷が張り付き、アイゼンの前爪を利かせます。言われているように風が強いです。帰りは薬師岳経由でスキー場へ下ります。アイスバーンの斜面が続きます。
上は途中からの和尚山です。木々は樹氷に覆われています。山頂付近は時々見え隠れします。雪も新雪部分が多くなりスノーシューに履き替えます。
五葉松平下ですれ違った多人数パーティです。皆さんツボ足でした。今回初めて登りましたが、くろがね小屋のすばらしさに感激しました。朝風呂まで入り温泉を満喫です。ルートは竹竿が差してあるものの、ガスった時と降雪時矢筈森からの雪崩にも充分注意が必要と思われます。今度は紅葉時の平日に来てみたいです。