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2012年3月26日 (月)

安達太良山を登ってきました

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3/21~3/23まで山形の天元台で山スキーの検定があり、帰りついでに安達太良山に登ってきました。念願のくろがね小屋に泊って温泉に入るのが適いました。初日3/24は朝から雨模様でゴンドラも止まっていますので、ゆっくりと勢至平経由でくろがね小屋に向かいます。上部はアイスバーンが予想されるので足元はスキーでなく、スノーシューです。

Dsc00645 あだたら高原スキー場がスタート地点です。関東方面からのスキー客が多いようです。

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勢至平では正面から猛烈に吹雪かれ、雪だるま状態でくろがね小屋に到着です。着いた時は4人位でしたが、その後ぞくぞくと入ってきます。ダルマストーブの燃料は石炭で傍に居れないくらい熱いです。

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夕食はカレーライスでしたがレトルトではなくじっくりと煮込んだ本格的なもので、おかわりもできました。

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朝食は温泉たまごが付きます。ごはんも美味しいです。

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他パーティの出発風景です。手前の方が管理人さんです。ただ小屋に泊って帰るパーティもあります。

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雪面は予想していたとおりアイゼンの歯も入らない位のアイスバーンです。久し振りのピッケルとアイゼンの世界でした。上の写真のパーティはアイゼンの使い方がまだ未熟で山頂直下の急斜面で動きが取れなくなっておりました。
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山頂への登りは岩場に氷が張り付き、アイゼンの前爪を利かせます。言われているように風が強いです。帰りは薬師岳経由でスキー場へ下ります。アイスバーンの斜面が続きます。

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上は途中からの和尚山です。木々は樹氷に覆われています。山頂付近は時々見え隠れします。雪も新雪部分が多くなりスノーシューに履き替えます。

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五葉松平下ですれ違った多人数パーティです。皆さんツボ足でした。今回初めて登りましたが、くろがね小屋のすばらしさに感激しました。朝風呂まで入り温泉を満喫です。ルートは竹竿が差してあるものの、ガスった時と降雪時矢筈森からの雪崩にも充分注意が必要と思われます。今度は紅葉時の平日に来てみたいです。

2012年3月18日 (日)

バックカントリースキー第5弾・猿倉岳

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本日冬場のバックカントリースキー第5弾・猿倉岳に2名の参加がありました。昨日は山水会の総会が谷地温泉であり、15名の出席で盛会裏に終了することができました。総会前の山行は箒場から高田大岳北斜面から雛岳に回り込む計画でしたが、気温が高いことからドフドフの深雪ラッセルで交替しても大変な労力でした。幸い前日のツアーのトレースが赤倉方面からあったので急遽変更それを使わせてもらい、赤倉斜面1300m付近まで上がり悪雪を転びながら無事箒場に生還いたしました。画像は本日の猿倉岳山頂のKさんとTさんです。

Dsc02684 出発時はご覧のように北八甲田も晴れていました。ゴールドラインの除雪も順調に進んでいるようです。昨日と同じようなドフドフのラッセルです。

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だんだんと北八甲田に雲が掛かり始めてきました。それでも雛岳は山頂が見えております。

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山頂付近はヤマセの雪が樹氷となって、まだ冬の面影が残っております。雪面も締まってきてラッセルも楽になってきました。

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谷地温泉から約4時間で山頂到着いたしました。私はカメラを忘れ、すべての画像はKさんとTさんが撮影いたしました。山頂は風も無く穏やかで、沢山の汗でタオルを巻いて私は登りました。(髪の毛が無いので汗が直接目に入ります)下りは昨日に比べてスキーがよく滑りました。本当にお疲れさまでした。山スキー3回目でTさんは猿倉岳の山頂に立つことが出来ました。4月もまた参加お願いいたします。

2012年3月11日 (日)

バックカントリースキー第4弾 高田・雛岳鞍部

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本日はバックカントリースキー第4弾 高田・雛岳鞍部です。八戸のKさん・十和田のTさん・青森のMさんが参加してくれました。天気は午前中は薄日が差したりしましたが、上部はガスった状態でした。新雪が程よく積もっていて滑りは期待できそうです。結局鞍部から高田大岳の北東斜面を1240m付近まで登って滑り、昼食後また登り返してガリ気味のパウダーを楽しむことができました。画像は林間の緩斜面を滑る山スキー2回目のTさんです。          

Dsc00610_3 黒森峠から入りました。登りはコンパスの使い方の練習でルート取りもしていただきました。

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一度滑り込んだ後ツエルトを張って昼食です。チョコやパインもいただきました。

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2回目は空身で登り、やはり1250m付近までです。ガスで視界が利きません。それでもパウダーを味わうことができました。滑り始める前の皆さんです。

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雪質が良かったのでスキーがよく滑りました。林間も快適に滑ることができました。

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黒森峠近くになってからビーコンでの捜索訓練を行ないました。雪原を踏み荒らし、どこに埋めたかわからないようにして皆さんにやっていただきました。最初にしては要領がよく早い時間で発見しておりました。時々練習しないと身に付きません。練習場所での笑顔の皆さんです。お疲れさまでした。来週3/18は谷地温泉から猿倉岳へのツアー予定です。皆さんの参加をお待ちいたしております。  

2012年3月10日 (土)

ガスとガリガリの茶臼岳

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本日岩手県が午後から天気が回復する予想で茶臼岳に向かいました。アスピーテラインは昨夜からの積雪が10cmくらいあり、除雪車が出ておりました。ユースホステル前駐車場は車無しでしたが、準備中に福島ナンバーの車が上がってきました。画像はガスった前山の稜線です。

Dsc06609 コースは恵比寿沢から前山に延びる尾根を登り、茶臼岳そして茶臼山荘までです。時間があれば八幡平まで行くつもりでしたが山荘で終わりとなりました。

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尾根は笹が出たり灌木が出ております。八甲田と比べたら極端に雪が少ない感じがいたします。ガリガリの上に薄っすらと新雪が乗っています。トラバースするとスキーが流れます。

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前山の稜線上を歩いていたら下から私の名前を呼ぶ声が。お客様を連れた地元の平山ガイドでした。茶臼山頂直下はガリガリでトラバースできません。また雪崩の危険性もあり尾根上を忠実に山頂まで登りました。そして山荘まで。

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思い起こしてみると冬場に茶臼岳の山頂に立ったことがないかもしれません。山荘には立ち寄るがなかなか山頂に向うことがありませんでした。

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山荘での平山ガイドです。笑顔で元気一杯の方です。帰りは雪崩を警戒して山頂に登り返して尾根筋を滑ることにします。

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山頂でシールを外して滑り込みましたが、ガリガリでしたが程良い新雪が滑りを楽しませてくれました。ガスっているので滑っているのか止まっているのかの感覚が麻痺してきます。駐車場に戻ったら10台くらいの車が止まっていました。とうとう晴れることはありませんでしたが、天気が良い時また来てみたいものです。明日は八甲田でガイドの予定です。

2012年3月 8日 (木)

4月のバックカントリーのご案内

4月からはガイド専業となりますので、南八甲田をメインとしてバックカントリー計画をいたしました。スノーシューも計画いたしましたのでスキーのできない方も参加できます。参加希望の方はご連絡お願いいたします。申し込み書・ルート図をお送りいたします。お気軽にお問合せください。

尚本スケジュールにこだわらず、日程・コース等ご希望があれば承ります。
今年の八甲田は雪が多く、遅くまで楽しめそうです。

※連休中は毎日ガイド承ります。八甲田の素晴らしい斜面をご案内いたします


  TEL/FAX  0178-52-6538    Eメール:sho-abo1@tmail.plala.or.jp

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H22年4月の大岳・小岳ツアー画像です。

                             登山ガイド 阿保彰司
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2012年3月 4日 (日)

高田大岳・雛岳でパウダーを満喫

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本日山水会メンバー9名で高田大岳と雛岳のパウダーを滑ってきました。除雪ステーションに車をデポし、出発は黒森峠から高田大岳東斜面を目指して登ります。天候は時々小雪が舞いましたが、視界がありまずまずの状況でした。雪は2/29(水)とは打って変わって程よいパウダーです。1350m地点からオープンバーンに飛び込みます。最高でした。一旦鞍部にザックをデポして再登し別な斜面を滑ります。満足です・・・
鞍部にツエルト2連結でまたまた豪華なランチタイムです。次から次へ出てきて最後はコーヒーゼリーのミルク掛けで締めくくりました。ご馳走さまでした。

_igp1625 峠からの平坦地を進みます。昨日のトレースが残っておりました。

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ブナの実が残っていたのに雪の華が咲いていました。皆さん快調に登ってきます。

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1050m辺りからオープンバーンの登りに入り、1350mまで登りまずは1回目の滑りを楽しみます。
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今日一番のよい滑りを見せたのはK輔さんです。今まで見たことがない最高の滑りでした。板をFATしたことで水を得た魚のようでした。
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皆さんそれぞれうまい滑りをしています。十分に落書きをして、今度は2回目を滑る為空身で再登します。
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1300mあたりまで登りました。皆さん果敢に滑り込んできます。最高!最高!という言葉だけが聞こえてきます。

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昼食後雛岳に登ります。お腹が重いです。振り返って見た滑り込んだ高田大岳の斜面全景です。雲が掛かり始めているあたりから滑っています。
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雛岳山頂にはすでにトレースがありましたが、それでも言いようがない位のパウダーが我々を魅了させてくれました。林間もスキーが滑り、写真も撮る暇もなくそのまま除雪ステーションに滑り込みました。本当に皆さんお疲れさまでした。

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