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2011年9月18日 (日)

ブッシュ酷い谷地~高田大岳

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 本日雨が降る中、谷地温泉から高田大岳を登ってきました。10/1~10/2クラブツーリズム仙台のツアーガイドの予定があり、その下見です。想像以上のブッシュ・洗掘があり、北八甲田の両雄である八甲田大岳と大きな違いを感じました。
 平成13年4月に作成された環境省自然環境局の十和田八甲田地域管理計画書によると、「谷地八甲田大岳線は必要最小限の刈り払い、路面補修、標識整備等の歩道維持管理行為と安全確保にとどめる」と書かれている。しかし現状履行された形跡は全く無いに等しいと言わざるを得ない。ブッシュによる道迷いの恐れがある所は何箇所もあるし、また洗掘により上に這い上がれない箇所もあります。
 8月の櫛ケ峯同様にお客様より二度と登りたくない山になることが予想されます。地元ガイドとしても恥ずかしいかぎりです。これらを踏まえ、また登山者の安全性を確保する見地からも、早急に整備を望むものであります。画像は1300m付近の背丈を越えるブッシュで嫌気が差している自分です。

Imgp2015 雨ではじめから登山道は川の状態でしたので、スパイクタビを履いて登ります。滑らずバシャバシャ水を漕げるので最適です。

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P974mを越えた鞍部付近は普段でも泥濘がある箇所です。快適に歩くには木道の設置が必要です。雨の本日はまさしく沢登りと同じ感じです。深い箇所は膝付近まで入りました。

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1000m付近から1300m辺りまでは上のような酷いブッシュが続きます。その上部も背の低い潅木とハイマツが行く手を阻みます。途中捨てられていたペットボトル。マナーの悪い登山者がまだいるようです。(回収しました)

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山頂付近は風雨が強く、すぐに下山しましたが余りにも悪路なので小岳から仙人岱経由で、酸ケ湯に下りようとも思いました。しかし財布は車の中だったので断念しました。下り始めたら時々谷地温泉方向が見えたりしました。不明瞭な箇所もあります。

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ほとんど休憩なしで歩き、連休で混んでいる谷地温泉に到着です。冷えた体を谷地温泉の温い湯船でゆっくり癒し帰八いたしました。途中の旧十和田湖町付近の奥入瀬川は濁流で増水しておりました。

タイム 谷地温泉9:35~974ピーク10:04~山頂11:46~974ピーク13:13~谷地温泉13:40

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