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2011年9月25日 (日)

中高年の姿が少なくなった岩手山

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 9/24(土)家内と二人で岩手山・御神坂登山口へ。このコースは昔、御神坂沢を登った時に下ったことがあったが登るのは初めてです。登山口で岩手の登山ガイドY澤さんと出会いました。このコースの巡視員もやっているようです。

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御神坂沢は2006年8月に大規模な土石流が発生し、県道網張温泉線が長期間に亘って寸断されました。その後何箇所も砂防堰堤が建設されて今も工事中です。

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樹林帯の中は結構暑く汗を掻き々登りましたが、大滝展望台から視界も開け気持ちよく登れました。乳頭山もピークが望めます。

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土石流の発生箇所と思われます。鬼ケ城の稜線も見え、登山者の姿も確認できます。東側から雲が流れてきています。

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鬼ケ城から不動平へ下るといっきに登山者の数が増えます。一時山は我々中高年の登山者が占めていましたが、ここ岩手山は山ガール・山ボーイを含む若い登山者が半数以上です。大変結構なことで歓迎したいです。

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天気もよいので鬼ケ城から網張温泉に縦走し、バスで御神坂駐車場まで戻ることを急遽思い付きました。ただ最終バスが15時10分頃なので可なり急がなければなりません。お鉢を下っていたらK田さんが登ってくるではありませんか。それも同じ御神坂コースからです。少し話しをして別れましたが、あとでK田さんに網張まで迎えのお願いをすればよかったと気が付きました。その後ケイタイで連絡が付き快諾をしていただき感謝感謝です。

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バスの時間を気にしなくてよくなったことで、岩の稜線をのんびり下ることができました。途中弘前労山の女性3人パーティと出会い、不動平避難小屋泊りということでした。

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左の画像のようにどこを歩いてもブッシュは見当たりません。岩手県の登山道の維持管理はすばらしいものです。八甲田の登山道も是非こうあってほしいと願って止みません。

タイム 御神坂駐車場7:49~大滝展望台9:26~鬼ケ城分岐10:47~山頂11:23~不動平11:45/12:00~切通し13:36~姥倉分岐13:50~犬倉分岐14:38~リフト乗場14:45 

2011年9月23日 (金)

海自八戸航空基地・航空祭

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 3連休の本日午前中自宅垣根の刈り込みやヤボ用を済ませ、午後から海上自衛隊八戸航空基地の航空祭に出掛けてきました。午前中飛行機の音が結構しているので調べてみたら航空祭をやっているようでした。三沢の航空祭は盛大で有名ですが、八戸もそれなりの飛行機が来ています。
 航空自衛隊からF-2・F-15戦闘機、三沢米軍からF-16戦闘機等です。丁度各飛行機が所属基地へ戻る時間帯だったので離陸するのを見ることができました。明日は岩手山で明後日は弘前の実家で稲刈りの手伝いの予定です。

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2011年9月18日 (日)

ブッシュ酷い谷地~高田大岳

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 本日雨が降る中、谷地温泉から高田大岳を登ってきました。10/1~10/2クラブツーリズム仙台のツアーガイドの予定があり、その下見です。想像以上のブッシュ・洗掘があり、北八甲田の両雄である八甲田大岳と大きな違いを感じました。
 平成13年4月に作成された環境省自然環境局の十和田八甲田地域管理計画書によると、「谷地八甲田大岳線は必要最小限の刈り払い、路面補修、標識整備等の歩道維持管理行為と安全確保にとどめる」と書かれている。しかし現状履行された形跡は全く無いに等しいと言わざるを得ない。ブッシュによる道迷いの恐れがある所は何箇所もあるし、また洗掘により上に這い上がれない箇所もあります。
 8月の櫛ケ峯同様にお客様より二度と登りたくない山になることが予想されます。地元ガイドとしても恥ずかしいかぎりです。これらを踏まえ、また登山者の安全性を確保する見地からも、早急に整備を望むものであります。画像は1300m付近の背丈を越えるブッシュで嫌気が差している自分です。

Imgp2015 雨ではじめから登山道は川の状態でしたので、スパイクタビを履いて登ります。滑らずバシャバシャ水を漕げるので最適です。

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P974mを越えた鞍部付近は普段でも泥濘がある箇所です。快適に歩くには木道の設置が必要です。雨の本日はまさしく沢登りと同じ感じです。深い箇所は膝付近まで入りました。

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1000m付近から1300m辺りまでは上のような酷いブッシュが続きます。その上部も背の低い潅木とハイマツが行く手を阻みます。途中捨てられていたペットボトル。マナーの悪い登山者がまだいるようです。(回収しました)

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山頂付近は風雨が強く、すぐに下山しましたが余りにも悪路なので小岳から仙人岱経由で、酸ケ湯に下りようとも思いました。しかし財布は車の中だったので断念しました。下り始めたら時々谷地温泉方向が見えたりしました。不明瞭な箇所もあります。

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ほとんど休憩なしで歩き、連休で混んでいる谷地温泉に到着です。冷えた体を谷地温泉の温い湯船でゆっくり癒し帰八いたしました。途中の旧十和田湖町付近の奥入瀬川は濁流で増水しておりました。

タイム 谷地温泉9:35~974ピーク10:04~山頂11:46~974ピーク13:13~谷地温泉13:40

2011年9月16日 (金)

早池峰のガイド

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9/11(日)は早池峰のガイドです。前日栗駒山から下山後、一関ICから高速に乗り一旦北上IC途中下車です。目的は北上のアイガースポーツで山道具の物色する為です。そしてまた高速に乗り花巻ICで下りて、大迫のスーパーで買出し一路河原坊へ車を走らせます。駐車場は何台か車がありましたが、夕方までに全て下山していきました。残りは私だけで雨も降ってきましたので、キャンプ場の炊事棟にテントを張り2日目の1人宴会です。
翌朝当日は雨は上がっていましたが、山はガスに包まれております。今回はアルパインツアーの東京から19名のお客様で、前日東日本大震災のボランティア活動を行ないそして早池峰を登る企画です。金曜日の夜行バスで来てそのまま大槌町でボランティア活動をし、遠野市のホテルに宿泊し朝移動して来られました。前日の疲れも見せず皆さん元気に小田越から往復いたしました。ガスと強風の生憎の天気でしたが、ナンブトウウチソウ・ナガバキタアザミ・ナンブトラノオ・ウメバチソウ・キンロバイ等が咲いており、お花も楽しみながらの登山でした。右下の写真は倒木をうまく利用して造ったベンチです。座ってみたくなる楽しいベンチです。

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2011年9月13日 (火)

40年ぶりの栗駒山

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今から40年ほど前、仙台に住んでいた同級生と2人で残雪期に宮城県側の駒ノ湯からピッケル・アイゼンを使えるとして御沢を詰めて頂上に抜けた記憶がある。それ以来の栗駒山です。今回は岩手県側の須川コースで下りは宮城県側の東栗駒山方面に回り、笊森避難小屋分岐から産沼を通り名残ケ原に抜けることとした。天気は曇りで山頂付近は下からは見えません。画像は栗駒山頂です。

_igp0753 登山口は須川温泉の露天風呂の入口と同じです。朝早くから風呂はオープンしています。

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整備された道を進むと間もなく名残ケ原の湿原に着きます。イワショウブが木道脇に咲いています。

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帰りは左の産沼方面からここで合流します。ここから昭和湖を目指します。

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昭和湖は1944年のガス爆発でできた湖といわれています。エメラルドグリーンの色となっています。新しいトイレまで建設されていました。

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秣岳分岐からは緩い稜線を歩きますが、登山道整備の為ヘリで資材が運ばれていました。青森県ではここしばらく見たことがない光景です。

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登山道脇にはウメバチソウが結構咲いておりました。

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早い時間だったので山頂はだれもおりません。岩手県側はガスっていますが、宮城県側は晴れています。40年ぶりの山頂です。

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宮城県側は緩やかな草原の斜面です。山スキーに良さそうです。

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遠くに笊森避難小屋が見えます。沢登りで有名な産女川の源流付近です。一度入渓してみたかったが入渓禁止のようである。

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東栗駒分岐から笊森避難小屋分岐まではブッシュであまり歩いていないようです。産沼から一般周回コースに入り、名残ケ原からは賽の磧を通り須川温泉に下山いたしました。なかなかいいコースでした。紅葉時は秣岳への縦走もしてみたいものです。左の画像は剣岳です。

タイム 9/10 須川温泉6:20~名残ケ原6:42~昭和湖7:06~秣岳分岐7:42~山頂8:00/8:07~東栗駒分岐8:23~笊森避難小屋分岐8:43~産沼8:56~名残ケ原9:37~賽の磧9:45~須川温泉9:58

2011年9月12日 (月)

高松岳・山伏岳を行く

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9/10は先週延期になった高松岳・山伏岳のツアーガイドの予定でしたが、参加人数減少に伴いガイドが1人でよくなり、兼業ガイドの私は無しとなってしまいました。その代わり9/11に早池峰のガイド依頼があったことから、本来9/9は下見のつもりだったので今後の為にも八戸を朝6時頃出発いたしました。天気もよく大汗を掻きながらの下見となりました。

_igp0686 コースは湯の又温泉から高松岳へ登り、山伏岳から高倉コースを下り車道を湯の又温泉へ周回いたしました。温泉入口から登山口までは林道を進みますが、名前が楽しげな橋を何箇所か渡ります。

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平日なのでだれも来ません。日陰がなく容赦なく後頭部を陽が照りつけます。

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登山道に入ってからは最後の水場より急な登りが続きます。尾根上に上がりきると虎毛山が望めます。ここからは鼻こすりの急登です。

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登りきると高松岳避難小屋が見えてきます。左にはこれから目指す山伏岳と屏風尾根が見えます。

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山頂から避難小屋まではもう一息です。以前この小屋に泊ったことがあるのですが、全然記憶がありません。湯の又コースも登ったはずなのですが・・・

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小屋で軽く昼食を食べ山伏岳に向かいます。一旦下ってから1261mのピークに登り返しがあります。

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山伏岳からジャンダルムと屏風尾根です。なかなかアルペン的です。刈り払った笹が登山道に残っていて結構滑ります。横を向くと高松岳がもう遠くになっております。

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最後は杉とブナの混交林を進んで温沢林道終点の高倉沢登山口に着きます。ここからは約4kmの車道を湯の又温泉へ歩くことになります。左は温泉手前にある湯の又大滝です。長い車道歩きでした。

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タイム 湯の又温泉9:57~林道終点10:27~水場10:58~高松岳11:50~避難小屋11:58/12:08~山伏岳12:58/13:12~登山口14:20~湯の又温泉15:27

9/10は栗駒山に登るので須川温泉に移動します。泥湯経由で須川湖の横を通り須川温泉へ。丁度夕日の時間帯でしたので栗駒山荘の露天風呂で夕日を見ながら汗を流し、駐車場で1人宴会を始めた次第です。下の画像は須川湖です。栗駒山と早池峰山は明日に続く。

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2011年9月 3日 (土)

小滝沢から高田大岳

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明日秋田県の高松岳と山伏岳のツアーガイドの予定でしたが、台風の影響で急遽延期となり足慣らしで小滝沢から高田大岳を目指しました。田代平駐車場には何台かの車が駐車しています。1年ぶりの小滝沢です。画像は高田大岳の山頂祠を写しています。

_igp0640 小滝沢に入って間もなく、入渓者がいることが足跡で確認できました。駐車場の車の方々と思われます。明日は天気が悪くなる予想ですが今日一日は持ちそうです。

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何回来ても気持ちよく登れます。難しいところもなく、また明るく展望もよく沢登りの入門コースには最適です。先行していた「たがじょ」パーティに追い付きました。

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開けてすばらしい展望です。来年からはガイド専業となる予定なので、初心者対象の沢登りの講習を企画してみたいと思っています。

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小岳・高田鞍部でフェルトからスパイクタビに履き替え、高田大岳を目指します。

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まだ直接的な台風の影響はないようです。櫛ケ峯もはっきりと見通せます。

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高田大岳山頂では山ガールが1人たたずんでおりました。酸ケ湯から登ってきたそうで、カラフルな服装に圧倒されました。

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小岳・高田大岳鞍部からは結構ヤブがあり、蒸し暑い中適宜水分補給と塩分補給を細めに取りながら下ります。雛岳分岐からは刈り払いされた道となります。途中秋を探しながら下りましたが、ちょっと芸術的な形をしたミズナラの木がありました。来週は延期になった高松岳・山伏岳のガイド予定ですが人数次第で無しとなるかも・・・

タイム 田代平8:00~小滝沢枝沢分岐11:18~小岳・高田大岳鞍部11:50~高田大岳12:38/12:45~鞍部13:14~雛岳分岐14:23~田代平14:55

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