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2011年8月28日 (日)

城ケ倉沢でツアー登山モードをリセット

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本日山水会メンバー3人と南八甲田・城ケ倉沢に入ってきました。ツアーガイド登山のスローペースに馴染んだ体を沢登りでリセットさせました。空は晴れ渡り絶好の沢日和です。荒川本流から逆川岳に詰め上り、そのあと横沼に下りて沖揚平に抜けるコースです。74歳のR家さん今年も元気に登りました。

Imgp1930 朝日で眩しい荒川本流を下ります。城ケ倉沢出合は間もなくです。

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出合からすぐにF1があります。体がまだ暖気運転中なので慎重に登ります。

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上はF5で左岸を巻きますが、昔はリードして登ったのですが・・・
左はF6ですが、倒木が邪魔くさいです。

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F6以降はロープは使用せず、めいめい岩登りを楽しみながら高度を上げていきます。

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連続的に滝が出てくるので本当に楽しめます。八甲田で一番好きな沢です。

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今回はあまりヤブ漕ぎもなく、スムーズに逆川岳山頂湿原に出ることができました。ただ横沼への下降はテープを頼りに可なりのヤブ漕ぎ状態でした。

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沼の周りはサワギキョウが沢山咲いております。
左は初めて遭遇した横沼のワニさんです。皆さん気を付けましょう

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少し前にR家さんが沼底の落し穴にはまり、ドロドロになっていました。テン場ではヤブ蚊の集中攻撃を受けながら昼食です。そして山菜道を沖揚平へ早足で下山でした。

タイム 酸ケ湯8:00~城ケ倉沢出合8:30~逆川岳山頂湿原11:50~横沼テン場12:35/13:18~沖揚平14:35

2011年8月22日 (月)

鶏頭山・八幡平ツアーガイド

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8/20(土)鶏頭山、8/21(日)八幡平~蒸ノ湯のツアーガイドしてきました。鶏頭山は17名、八幡平は23名の仙台からのお客様です。八幡平は岩手の三浦ガイドと一緒です。鶏頭山は登りは順調に進みましたが、やはり七折ノ滝までの急な下りで時間が掛かりました。下りが苦手の方が多く、手掛かり・足場の指示を都度しながらとなります。腰を引いてしまうので余計に滑ります。とにかく安全にケガなく下山させることがガイドの責務です。予定時間を30分程オーバーしましたが全員無事下山できました。皆さんと別れてから私は八幡平に移動です。途中のスーパーで買出しして盛岡南ICから松尾八幡平IC経由で八幡平山頂駐車場へ。時間はすでに20時を回っていますが、車に泊るより陵雲荘の方がよいのでヘッドランプを点けて遊歩道を歩きます。30分程で着きましたがだれも居なかったので、のんびりと1人宴会です。ビール2本飲んでチュウハイに手を付けたら、しらない間に眠ってしまいました。朝は写真のように雲があるもののまずまずの天気です。小屋でカップラーメンとコーヒーを摂り、八幡沼を一周してから駐車場へ戻りました。三浦ガイドと合流し2グループでガイドスタートです。山頂すぎて草ノ湯分岐手前から雨が降り出し雨具を着用させます。時々ヌカヌミもありますが整備されている登山道です。このコースはあまり利用者がないようですが、それでもしっかりと整備がされているのには感心いたします。青森県も見習ってほしいものです。ブシ谷地手前の急斜面はロープが固定されていますが、難儀する場所です。雨の影響で足元は滑り、手掛かりがポイントになるので木の枝とロープを都度指示しながら、お客様を注視いたします。急斜面が終わると今度は滑る木道です。靴裏全体で小股で歩くよう指示いたします。気が抜けません。途中足が攣ったお客様があり、三浦ガイドの適切な処置でまもなく回復し、無事全員蒸ノ湯に到着いたしました。蒸ノ湯では女将から温泉に入る為の解説を受け、納得しながら汗を流してツアーは終了いたしました。バスで駐車場へ戻ると何と大深沢に入っていた山水会メンバーが待っていました。雨にも降られず良かったとのことです。お疲れさまでした。

2011年8月16日 (火)

またまた下見山行

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昨日今度の土日行われるツアーガイドの下見を1日でしてきました。午前中八幡平から蒸ノ湯まで歩き、バスで八幡平駐車場へ移動して午後は岳から鶏頭山を登ってきました。午後は暑くて暑くて大変でした。やはり真夏は沢登りにかぎりますね・・・・画像は八幡平ブシ谷地湿原のタチギボウシ群落です。すばらしいです。

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長沼は秋の紅葉時はすばらしいと思います。早い時間でしたので2人の登山者だけとすれ違いました。花輪からのバスは私を含めて乗客はたった2人だけでした。商売になりませんね。八幡平から岳までの移動は結構時間が掛かりました。岳からニセ鶏頭までの樹林帯はただ我慢の登りです。全身から汗が噴出し、水分補給が欠かせません。また新調した靴が合わず、足裏が痺れ苦しいかぎりです。途中1人の登山者とすれ違っただけの静かな下見です。下りは七折ノ滝に向うが登山道に時々現れる岩が滑り、ガイド当日は十分に注意しないと転倒者が出てくる可能性があります。七折ノ滝では水分補給と頭の冷却をして一息付きます。あとは岳目指して纏わりつくアブ達と一緒に痛い足を引きずりながら下りました。ヤレヤレ・・・・

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タイム 八幡平

八幡平駐車場5:50~八幡平山頂6:13~草の湯分岐6:43~長沼7:52/8:00~蒸ノ湯8:34

鶏頭山

岳登山口11:45~避難小屋13:15/13:20~鶏頭山13:58/14:13~七折ノ滝15:30/15:40~岳登山口16:22

2011年8月11日 (木)

櫛ケ峯のガイドで思うこと

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昨日仙台からの15名のお客様と櫛ケ峯に登ってきました。前日は蔦沼廻りで足慣らしをして猿倉温泉でゆっくり休んでいただき、当日は猿倉温泉を午前4時出発いたしました。朝のうちはまずまずの天気でしたが、段々と下り坂となり午後からは強い雨となってしまいました。展望は利きませんでしたが全員櫛ケ峯の山頂に立つことができました。当初真夏の旧道歩きでしたので熱中症の心配をしていましたが、逆に雨に濡れたので低体温症のことが気になりました。往復12時間を歩きとおしたお客様はさすがでした。

さて旧道を往復したわけですが、安全上問題になる事象が発生したことを報告いたします。登山道を塞いでいる数知れない横になった立ち木に頭をぶつけることです。ピンクテープで標示はしていますが、それでもぶつけます。何回もぶつけることで頭内部に悪影響を及ぼす恐れがあります。また顔面をぶつけて眼鏡を損傷したお客様もおりました。帰路疲れて立ち木を跨ぎきれずに足を引っ掛けて転倒しそうになったりしています。そしておびただしい鋭利な木の枝・タケが顔をキズ付け、女性は非常に神経を使っているようです。また目に入る危険性もあります。自然保護も大事ですが、登山者の安全を軽視した現状のやり方に疑問を持つのは私だけでしょうか。残念ながら下山したお客様からつぎのようなコメントがありました。①登山道がこの状態だったら二度と登りたくない②地図に登山道の記載があるのだから整備するのが当然ではないか③この状態で放置するのであれば事故防止のため、登山道を閉鎖すべき④東北100名山から削除したら等々でした。 以上のことから監督官庁並びに関係者各位に対して登山道の改善を切にお願いしたいところです。   

2011年8月 8日 (月)

櫛ケ峯下見山行

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8/9~8/10クラブツーリズム仙台の櫛ケ峯ツアーがあることから、旧道の下見も兼ねて昨日逆川から登ってみました。岩手の平山ガイドと山水会メンバー3名の構成です。

Imgp1875 しばらく雨が降っていないので、荒川本流はコケが付いてよどんでいます。逆川に入ってからはきれいな流れとなりました。

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真夏はおもいっきりシャワーを浴びて登ります。

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上の画像は横沼分岐での休憩ポイントです。

左はK田さんここの釜でも泳ぐつもりでいました。ガチャボッチへの二股です。

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快適に登行が続きます。そろそろ櫛ケ峯の稜線が見え始めますが、まだ先が長いです。

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源頭からは草原と笹薮が交互に出てきます。フェルトだと滑りますのでスパイクタビが有利です。

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櫛ケ峯山頂です。お疲れさまでした。だれもいない山頂でした。たしかに真夏に一般道を歩いて登るにはキツイ山です。

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帰路は旧道を猿倉温泉まで歩きましたが4時間の行程です。ガイド本番は猿倉温泉午前4時出発予定で旧道往復です。熱中症に注意をはらいながら平山ガイドと2人で頑張ります。最後に先日病気で永眠された山水会会員の石橋さんのご冥福を心よりお祈りいたします。合掌・・・

2011年8月 4日 (木)

八戸三社大祭

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約290年の歴史を誇り、八戸の夏を華やかに彩る八戸三社大祭(国指定重要無形民族文化財)が今年も開催されました。7/31前夜祭・8/1お通り・8/2中日・8/3お還り・8/4後夜祭となっております。ねぶたもいいですが、是非一度八戸三社大祭もご覧ください。きっと感動することでしょう。

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2011年8月 1日 (月)

八幡平・岩木山・八甲田ツアーガイド

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  7/30朝5時30分八幡平の黒谷地入口で東京から夜行で走ってきたアルパインツアーサービス㈱の15名のお客さまと合流してガイド業務がスタートいたしました。今回は2名のガイドで弘前のW辺さんと一緒です。雨にはなりませんでしたがガスった状態で山頂駐車場から八幡平山頂へ向い、源太森経由にて黒谷地湿原そして入口駐車場まで。

  その後は岩木山へ移動し、8合目まで津軽岩木スカイラインを利用し山頂往復です。8合目でインターハイ登山競技の役員リハーサル中の勉さんとバッタリ遭遇いたしました。本当にご苦労さまです。登りで1人のお客さまが夜行バスでの寝不足と軽い熱中症でバテぎみとなり、下山時はショートロープで安全確保しながら下ろしました。青空が見えたりまずまずの空模様でした。その晩は酸ケ湯温泉に宿泊し、お客様とご一緒に会食でした。

  7/31夜中雨が降っていましたが、朝の出発時は上がっておりました。コースは仙人岱経由で大岳~井戸岳~赤倉岳~田茂萢岳~ロープウエーです。6時前の出発なので朝食は弁当で仙人岱ヒュッテにてとる予定です。霧雨のミストを浴びながら気持ちよく登ります。他の登山者の追い越しが何回もあり、都度立ち止まり道を開けます。八甲田清水の水量が可なり減っています。枯れなければいいのですが・・・・

仙人岱ヒュッテにはだれも居ず、豪華な朝食弁当を食しました。食べ切れませんでした。大岳の登りはエネルギーが充填されたので、休憩なしで登ります。山頂は風が強く記念撮影終了後すぐに下山開始です。大岳ヒュッテで少し休憩して先を急ぎます。帰りの時間の関係もありロープウエー駅11時30分着目標です。スピードアップしますが限度があるので後ろを振り返りながら調整します。井戸岳からは沢山の登山者とすれ違います。インターハイの関係からか登山道のヤブが刈払いされて歩きやすくなっていました。最終的にお客さまの頑張りもあり、ほぼ目標時間でロープウエー駅に到着できました。お疲れさまでした。また酸ケ湯に戻り汗を流してもらい東京まで長いバスの帰路行となります。

Imgp1865_2 東京に着いてから更に関西方面に移動される方も何人かおられます。その行動力には脱帽です。またどこかでお会いしましたらよろしくお願いいたします。来週は久し振りに仲間と沢登りの予定ですので楽しみです。

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