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2011年2月27日 (日)

滑り主体で高田大岳・雛岳へ

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今日は滑り主体で高田大岳と雛岳へ行ってきました。まず黒森峠から高田北東尾根1270m付近まで登り、東斜面を1本目滑り込みました。1120mまで滑りザックをデポしてまた再登し1300m付近から2本目です。重い新雪の滑りでしたが皆満足の様子でした。画像は2本目が終わった落書きした斜面です。_igp0056

雛岳から除雪ステーションまで滑るので車を2台回し、821mの峠がスタートです。新雪が20cm程度積っています。_igp0060 _igp0061

歩き始めは陽が差したりしていましたが、上部は風雪ぎみです。最高のオープンバーンです。雪質の関係でシールの利きが悪くバックしたりします。

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2本目の滑走準備です。視界が時々利いたりします。

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重い雪も2本目になると皆慣れていい滑りをします。特にテレマークのI籐さんは乗り乗りです。

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鞍部側に移動、ツエルト2連結して昼食です。テーブル付きでゆったり休めました。昼食後隣の斜面を登り3本目です。雪が固めで引っ掛かりはありましたが、まずまずの滑りができました。そして鞍部から雛岳の東尾根を目指します。_igp0077 _igp0079

快適な樹間の滑りを堪能して終点の除雪ステーションに到着です。本当に満足できる滑りができました。メンバーの皆さんお疲れさまでした。また来週お願いいたします。 

2011年2月23日 (水)

春山のようだった南八甲田

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高気圧がまだ居座っていた本日、谷地から猿倉岳・乗鞍岳へ登ってきました。晴天も今日で終わりかと思い、勇んで出掛けました。気温が高く雪は腐って良い滑りは出来ませんでした。画像は乗鞍岳の東斜面です。以前ここで雪崩に巻き込まれましたが本日は安定した雪です。_igp9973_5

谷地温泉からは雪上車が走った跡があり、ラッセルなしで猿倉温泉入口まで進めました。

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看板に手が届きます。来月からは除雪作業が始まるのでしょう。_igp9983 _igp9986

昨日スノーシューで途中まで登ったようです。目指す猿倉岳がくっきり見えています

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すばらしい天気ですが、猿倉岳の山頂は届きそうでなかなか到達しません。_igp0003 _igp0005

猿倉岳山頂から東斜面を矢櫃橋まで滑ります。ピットチェックをしましたが弱層は見当たらず締まった安定した雪層です。_igp0010 Dsc04653

雪が腐っていて満足する滑りができません。パウダーだったら最高でしょうね。Dsc04667 _igp0040

我々が滑ったシュプールが見えないです。_igp0021 _igp0025

ようやく着いた乗鞍岳です。十和田湖と岩手山が望めます。_igp0027 Dsc04678  

山頂ではツエルトなしで昼食です。展望は抜群です。_igp0032_2 Dsc04733

山頂直下尾根筋はシュカブラが出ています。ところどころ良い滑りができる斜面も出てきます。

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乗鞍岳コースを標識どおりに猿倉温泉へ。道路までシールを付け登り返し、あとはキャタピラ跡を滑りましたが、スピードが出てあっという間に谷地温泉に到着です。すばらしい天気に恵まれた平日山行でした。

タイム 谷地温泉7:35~猿倉温泉8:22~猿倉岳10:15/10:35~矢櫃橋10:47/11:00~乗鞍岳12:25/13:20~猿倉温泉14:25~谷地温泉15:00

   

2011年2月19日 (土)

蔦沼林道から強風の赤倉岳へ

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本日南部側が天気が良さそうなので、蔦温泉下の蔦沼林道入口から赤倉岳に登ってきました。新雪があり上部は膝下のラッセルでしたが、滑りは最高でした。今回新調したダイナフィットの兼用靴の魂入れも兼ねています。Dsc04519

蔦沼林道入口が除雪されているので車を駐車するのに都合がいいです。_igp9937 _igp9938_2

1001ピークへ続く尾根に上がっています。蔦沼林道入口から赤倉岳までは標高差で880mとなります。_igp9947_2 Dsc04534_2

1001ピークを巻いていますが、物凄い風が真正面から吹いて顔の感覚が無くなります。 

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南東尾根に取り付き、頂上を目指します。強風が体勢を崩します。_igp9954 Dsc04546

ようやく山頂を極めすぐ下山し、50m程下がった場所にツエルトを張り、遅い昼食です。急斜面の滑りに備えてピットチェックも行います。

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すばらしいパウダーでした。苦労して登った甲斐がありました。_igp9962 _igp9964_2

我々2人のシュプールです。Dsc04588_4 _igp9966

南東尾根を850m付近まで滑り、滝ノ沢を越えて1001ピークを大きく廻り込みます。登りのトレースと合流し蔦沼林道に帰ることができました。途中蔦温泉側から登ってきたトレースを確認できました。疲れましたが充実の1日でした。明日は雪崩対策講習会です。

タイム 蔦沼林道入口8:20~赤倉岳12:45~1250m付近ツエルト13:20/14:00~蔦沼林道入口15:30  

2011年2月13日 (日)

天気予報がはずれた八甲田

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昨日の12日、谷地温泉から睡蓮沼経由で仙人岱ヒュッテに泊ってきました。土日天気が荒れるということで、泊らないで下山した人も居たようです。11日十和田山岳会の山行で睡蓮沼まで輪かんでの往復があったので、トレースはしっかり残っていました。9時20分頃スタートして睡蓮沼には10時50分には到着いたしました。画像は本日の小岳斜面から仙人岱方面を見ています。

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猿倉温泉入口です。トレースがあるので快調に進んでいます。曇りではありますが、視界もある程度利いています。仙人岱ヒュッテには13時には着いてしまいました。小屋には仲間のKさんと77歳のAさんの2人だけでした。3連休ということですが寂しいかぎりです。Imgp1203  _igp9883_2

そして本日は小岳から高田大岳経由で谷地温泉に下りる予定で小屋を8時に出発いたしました。登り始めて間もなくガスが取れてきてすばらしい光景が見えてきました。_igp9885 _igp9893

ただ冬型になったので西風が頬を刺します。でもこの好天で気になりません。_igp9894 _igp9896 _igp9900 _igp9902

77歳のAさんは1人で大岳を目指して登っています。すごいです。_igp9905 _igp9906

樹氷は小岳斜面が一番いいです。仙人岱ヒュッテがワンポイントになります。_igp9915 _igp9919

小岳山頂です。爆風で立って居られません。早々に山頂を後にして高田大岳鞍部を目指します。小岳がこんな状態なので高田の山頂はもっと強烈かと判断し、巻いて行くことにします。_igp9922 _igp9928

尾根筋は風で雪が飛ばされているのでラッセルがありません。_igp9929 _igp9933

山水会の日帰り組4人が谷地から登ってきて途中で合流いたしました。我々はまた登り返して1300m付近から沢筋に滑り込みます。いい斜面でした。皆歓声を上げながら滑っています。_igp9935

Dsc04501 ザックをデポした場所にツエルトを張り、楽しいランチです。今日はウッディーさんがデザートで「チョコフォンデュ」を作ってくれました。フランスパン・バナナ・マシュマロ・イチゴ・キュウイ等などでおいしくいただきました。ごちそう様でした。天気に恵まれた良い山行となりました。来週は雪崩講習会ですのでまた参加ください。

2011年2月11日 (金)

北海道の旅

Imgp6736 今朝 北海道から帰ってきました。1週間の旅でした。前半は登山ガイド資格取得の為の雪崩対策技術講習会です。上富良野の三段山付近での講習で、机上・実技と連日夜9時まで続きます。写真は宿舎「バーデンかみふらの」から見た三峰山・上富良野岳です。下右は富良野岳山頂のアップです。 Imgp6728

Imgp6732_2Imgp1174_2  1日目は雪の観察及びコンプレッションテスト・ビーコン捜索の実技講習でした。Imgp1176 Imgp1179

2日目は実践ということで三段山の1330m付近までルートガイディングしながら登ります。Imgp1181 Imgp1183_2 

前十勝をバックした講習場所です。積雪深は2.5m位ありましたが、上部1.5mまで層の中には弱層は確認できませんでした。安定した雪でしたのでこの斜面を下り、対岸の尾根に移動し吹上温泉にルートガイディングをしながら下山いたしました。

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最終日は天気はよくありませんでしたが、セルフレスキューということで4パターンのシナリオで実践さながらで行いました。それぞれリーダーを交代しながら遭難者の救出を緊張感を持って取り組みました。複数埋もれている場合はトリプルアンテナのビーコンは素早く発見できます。最後に筆記試験もあり常に緊張感のある講習会でした。講習内容を復習する意味で2/20山水会のメンバー対象に伝える予定です。さてその後はせっかく冬の北海道に来たのですから、還暦祝いも含めて道内観光をしてきました。北海道フリーパスを利用して網走の流氷・旭川冬祭り・サロベツ原野・札幌雪祭りを見て廻りました。どこへ行っても中国人観光客が多いです。天気に恵まれた良い旅となりました。Imgp6738 Imgp6740 Imgp6749 Imgp6760 Imgp6770 Imgp6775 Imgp6811 Imgp6793 Imgp6796 Imgp6803 Imgp6804_2 Imgp6813 Imgp6820 Imgp6824 Imgp6835 Imgp6841    

一番上のイルミネーションは乗り継ぎで降りた新得駅前です。知床斜里からは流氷ノロッコ号に乗り、網走からは砕氷船オーロラ号に乗船です。平日でも物凄い混雑です。流氷が沖に離れていましたが、でも流氷帯に入ることができ満足でした。今回乗った列車で一番良かったのが特急「オーホーツクの風」です。DVDの上映や音楽もイヤホーンで聴けます。そして旭川冬祭りは夜の鑑賞となりました。特に氷での彫刻世界コンテストの作品づくりもしておりました。 Imgp6852_2 Imgp6847_3 Imgp6849 Imgp6848_2 Imgp6856 Imgp6855_3  

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サロベツ原野では一軒宿「あしたの城」に宿泊し、原野をスノーシューで歩き念願だった冬の利尻を見ることができました。冬場はなかなか姿を見ることができないそうです。運がよかったようです。翌日「スーパー宗谷号」で札幌まで移動です。Imgp6877 Imgp6878 Imgp6881 Imgp6882

札幌雪祭りはあまり感動もなく、人ごみのなかをただ歩いて進んだだけでした。スノーボードの大会までやっていました。混雑する札幌駅から苫小牧まで最後の列車「特急すずらん号」に乗り、そしてフェリーにて今朝帰八いたしました。

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