ゆったりと黄瀬川を遡る
連休後半の18・19日、4人で黄瀬川をゆったりと遡りました。1日目は幕営地の長根沢出合にお昼頃到着し、イワナ釣りや焚き火の準備でのんびり過ごしました。
最初の滝です。左岸の水際を腰近くまで入り滝に取付きます。Nさん・Kさんにはロープを付けさせ、安全確保します。
次の滝は深い淵のヘツリをしますが、思い切って水に入った方が楽です。
長根沢出合付近の幕営地です。白神と違ってここは焚き火が出来ます。
イワナの刺身と残った骨、皮、頭は全てから揚げにして全部食べます。酒が進みます。最後は骨酒で締めます。
本日は朝5時50分出発です。天気も良く気温も高いので、水に入るのは苦になりません。
相変わらず深い淵のヘツリが続きます。この沢はスパイクよりフェルトの方がいい感じです。
この瀬は黄瀬松島と呼ばれている箇所です。気持ち良く歩けます。
長根沢出合を出発して6時間で駒ケ峰下登山道に出ることができました。相変わらずブッシュがひどく、全国一の酷道と言われているようです。
立ち木が何箇所も道に被さり、跨いだり下を掻い潜ったりしなければならず、頭をぶつけたりします。また途中で折れた枝の先が顔に当たる恐れもあります。自然保護をいい事に登山道のリスク管理が全然できていません。危険源を除去・低減するのがリスク管理の基本です。ピンクテープの危険表示でごまかしています。また現道を歩いてくださいと表示がありますが、左側の現道はまったく歩ける状態ではありません。整備しないで一方的に歩けというのは無理ではないでしょうか。猿倉温泉に着いたら盛岡のグループが櫛ケ峰を目指したがあまりにブッシュが酷いので引き返してきたとのこと。これから新幹線が青森まで開通すると県外から南八甲田へ入ろうとする人が多くなるかも知れません。何も知らないで入山するケースもあると思います。まったく整備しないのであれば登山口に未整備であることを表示すべきです。過去にヤブで道に迷い遭難した人が何人かいることを踏まえ、メインルートぐらいは整備することを切に望みます。
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