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2010年6月28日 (月)

山岳ガイド試験に挑戦

Imgp0375 26日と27日の2日間、(社)日本山岳ガイド協会の「山岳ガイド」認定試験を受験してきました。ガイドの種類は「国際山岳ガイド」「国際アスピラン・ガイド」「登攀ガイド」「山岳ガイド」「登山ガイド」「自然ガイド」に分かれています。私が受験した「山岳ガイド」は国内の困難な岩壁、氷壁ルートを除き、全ての地域で季節を問わずガイド行為が出来るとなっています。ちなみに受験者数は「山岳ガイド」8名、「登山ガイド」32名、「自然ガイド」2名でした。山岳ガイド受験者だけは26日、奥多摩で装備・体力・技術の実技適性検査がありました。奥多摩駅(330m)から大岳山(1267m)・馬頭刈山(884m)経由で軍道までの約19kmを標準タイムの8割以内で歩くことが要求されました。荷物は下山後すぐに行われる登攀装備を含め13kg程度背負って早足登山です。非常に蒸す中、50分歩行で10分休憩の間隔で歩きますが、発汗が激しく熱中症の恐れがあり休憩毎に水分・塩分補給とエネルギー補給です。最後まで脱落しませんでしたが、こんなキツイ山登りをしたことは今まで記憶がないです。いつ足が攣ってもおかしくない状況でした。Imgp0377

駅から直接歩きます。途中綺麗な渓谷を渡り、登山口です。一般の登山者も沢山登っています。Imgp0376 Imgp0384

最初は写真を撮る余裕もあったのですが、途中からはひたすら前を歩く人に遅れをとらないよう必死に歩くだけでした。昼の大休止もなく、アップダウンのあるコースを歩き続けます。昨年までは2時間程度の歩きだったので体力判定が難しいとのことから、今年から長丁場となったようです。Imgp0386 Imgp0387

当日のホテルは市ヶ谷にとりましたが、トリプルの部屋に一人でした。あまりに疲れ過ぎて逆に眠れなかったです。27日はいよいよ筆記試験です。4科目の試験と小論文です。この1次試験に合格すれば、あと計5回の実技検定試験が立山、剣・奥多摩・北海道・八ケ岳・白馬で行われます。還暦間近の人間が受ける資格ではないような気がしてきました。Imgp0402

今回は経費節減の為、行きも帰りも格安のオリオンバスを利用しました。4列シートなので少々窮屈な気がしました。でもシリウス号に比べたら可なり安いです。試験の結果は1ケ月後です。

2010年6月21日 (月)

十和田山岳会・岩登り講習

Imgp0367 昨日十和田山岳会の岩登り講習を北八甲田・石倉岳で実施しました。参加人員は21名で大盛況でした。天気も思った以上に良く、皆真剣にまた楽しく岩に取り付いておりました。Imgp0350

岩場までは急な登りが続き、大いに汗をかかされます。Imgp0354 Imgp0358

南八甲田の展望は最高です。頂上まで行ってみます。Imgp0362 Imgp0352_2

頂上から戻る時、青森県警のヘリ「はくちょう」が竹の子採りの入山者に対して熊の出没注意についてアナウンスしていました。我々のすぐ傍まで接近してきました。たしかに上から見ると竹の子採りの車がズラットと並んで駐車しています。

私がトップロープの確保をしましたので、残念ながら講習中の撮影ができませんでしたのでアップなしです。Imgp0361 Imgp0364 

昨年は種差海岸で雨の中実施しましたが、実際の山での岩登り講習は雰囲気がいいです。特に女性の活躍が目立ちました。登る前は無理だと言いながらも皆スムーズに登りきって、終了地点でガッツポーズです。これで縦走路で岩場が出て来ても余裕を持って通過できます。是非来年も参加ください。

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※追伸 最後2枚の写真はO田さんから画像データを送ってもらいました。遅れましたが添付させていただきます。

上はこれから登攀するK崎さんで、終了点に着いたら感激してウルウルしたと聞いております。懸垂下降はK田さんです。今年は沢登りも始めるので装備を取り揃え中です。

我々が講習した次の日、酸ケ湯付近で火山性ガスで女子中学生の方が亡くなられました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

2010年6月13日 (日)

のんびり白神の沢を歩く

Imgp0282 11日から本日までの3日間白神の沢を4人でのんびり歩いてきました。天気に恵まれ緑濃い白神を堪能することができました。Imgp0331 Imgp0320 Imgp0326

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2010年6月 7日 (月)

板納めの鳥海山

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例年より一週間遅れで9名のメンバーにて昨日鳥海山で板納めをしてきました。5日早朝八戸を出発し百宅コース大清水小屋に10時頃到着、小屋明けし清掃してコースの下見で昼食後のんびり出掛けます。Imgp8135

小屋周辺は新緑がすばらしいです。Imgp8128_3 Imgp8127

下部はやはり雪が少なく雪を拾いながらスキーを進めますが一時間ほど登ったらブッシュに阻まれ、また雨も降ってきたので初日の行動はここまでで終了。Imgp8130 Imgp8162

小屋に戻り周辺の散策です。新しい小屋には山形のN川山岳会メンバーの方々が集まってきています。Imgp8174 Imgp8192

朝は晴れ渡り絶好の登山日和です。上部は雪がまだあるようで滑りが楽しみです。Imgp8213 Imgp8215 

雪はあるものの降雨による深い縦溝が無数にあり、滑りはまったく期待できないようです。Imgp8217 Imgp8221

昨日から遭難者捜索でヘリが飛んでいます。唐獅子小屋まで3時間近く掛かりました。Imgp8224 Imgp8226

上はギターを奏でるスーパーじっちゃのR家さんです。小屋を出発するとガスが出始めました。Imgp8227 Imgp8232

雲海です。栗駒岳・焼石岳が見えていました。雪面は畑の畝のように波打っています。Imgp8233 Imgp8228_2

虫穴岩目指しますが中々近づきません。何度も立ち止まり呼吸を整えます。Imgp8235 Imgp8240

ようやく外輪に到着です。新山はパスで七高山のピークへ向います。Imgp8241 Imgp8246

メンバー2名は途中リタイヤで山頂を極めたのは7名でした。Imgp8251 Imgp8256

滑りは最悪、今まで経験したことのないような縦溝滑走です。狭い箇所はスキー操作が難しく無理せずスキーを担ぎ下山です。Imgp8257

大倉滝の全景です。雪解けで水量があり迫力があります。雪には恵まれませんでしたが天気は最高でした。それにしてもシルバーコンビのR家さん・M内さんからは大いに元気を貰いました。また来年も是非参加してほしいものです。

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