新潟の山旅その2・御神楽岳
2日目は向ノ島公園の幕営地からあまり遠くない、御神楽岳・蝉ケ平ルート登山口に向かいます。すでに他県ナンバーの車が4台駐車しています。徳島県から来た方もいるようです。
山頂まで5時間の行程です。Y沢さんは以前登って怖い思いをしたとのことから本日は休息日で温泉巡りをして、我々が下山する室谷口に迎えに来てくれる予定です。
歩いて間もなく3基の遭難慰霊碑と出会います。出発早々重たい気分となります。我々も昨日以上に緊張感を持って登らなければなりません。
何箇所か沢を横切りますが、登山靴が滑って危ないです。やはりこの山もスパイクタビが有効でした。
湯沢出合からは大岩壁が現れてきます。谷川岳・一ノ倉沢のような雰囲気です。
栄太郎新道はヤセ尾根のコースで鎖場が連続し、跨いで渡るような馬の背もあり気が抜けません。Y沢さんからもらった資料を見ると危険箇所だらけです。
馬の背です。丁度風も吹き始めバランスを崩す恐れがあり皆慎重に渡りました。
高頭から山頂までも切れた尾根道が続きます。対岸の尾根もスラブ帯です。
ようやく山頂到着です。I端さんは体調不良で遅れています。帰りは室谷コースを下りましたが展望が全然利かないルートで御神楽岳の本質を味わうことができません。Oeさんと2人で先行しY沢さんと合流し車の回収し、後発が下りてくる前に戻ることができました。
下山後入浴した小会瀬温泉です。雰囲気があって泊ってみたい温泉でした。この後津川で食料・アルコールを買出しして、最後の山・飯豊の杁差岳に移動です。高速道で中条ICから胎内ヒュッテに向い、駐車場に幕営し小宴会して明日に備えました。
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コメント
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滑ったら最後、恐怖の時間が延々と続く登攀。
頂上に着いた時の開放感は最高の一言。
メンバーの方々に感謝。
投稿: mori | 2009年9月24日 (木) 22時39分
>moriさん お疲れさまでした。
前日御前ケ遊窟を登って、少しは岩場が慣れた
と思いましたが次から次へ続く危険箇所に神経
が磨り減りましたね。下りの室谷コースはルンルン気分でした。
投稿: ABO | 2009年9月25日 (金) 06時14分