お色直しの八甲田
昨晩八戸山友会のM橋さんから電話で同行依頼があり、今冬まだピークに登ってない横岳へ行くことにする。途中八甲田温泉入口で赤倉岳に登る山水会メンバーに出会う。久し振りにO田さんも参加のようで元気そうです。後ろ髪を引かれながらその場を後にする。城ケ倉大橋黒石側でM橋さんと待ち合わせし、天気も良さそうなので南沢岳に廻り込むことで南目屋集落に車を廻した後、シェルター出口で準備をしていたらI端さんもやって来て4人で登ることにする。
昨日新雪が積もり、黄砂で汚れた雪面が純白の衣でお色直しされて初冬の雰囲気です。
横岳南峰に着いたら弘前テレクラのO崎さんが1人、トドマツの陰に穴を掘り待機していました。K川さん達が櫛ケ峯に足を延ばしていて風邪気味ということです。I端さんもここまでで我々は東斜面を滑り南沢岳に向います。
横岳山頂付近はキレツが2箇所位入っています。逆川岳寄りから斜面に入らないと危険です。新雪の滑りなのでトラーブの新板がなかなか調子がいいです。
1285m地点から南沢岳への尾根筋は南面が雪庇が発達して大きなキレツがあちらこちらに散見できます。
南沢岳が近づいてきます。南斜面の雪面が大きく雪崩れています。なかなか迫力があります。めずらしくスノーモービルの音もなく静寂そのものです。
南沢岳山頂は櫛ケ峯・下岳の展望台です。風もあまり無いのでツエルトなしで大パノラマを満喫しながら昼食です。
ゆっくりと昼食を摂りいよいよ滑走です。頂上からの北西尾根は樹間も広くまた尾根の幅もあり快適そのものです。雪質もベタ雪前で結構滑ります。750m付近まで尾根筋を滑り沢を渡り対岸の尾根を少し登り広い台地に出ます。あとは急ながけを降りて道路に出て集落までです。
タイム 沖揚平9:00~横岳10:30~南沢岳11:55/12:55~南目屋14:20