三連休はマンダノ沢から羽後朝日岳へ
22日から本日までの三連休を堀内沢~マンダノ沢~下天狗沢~羽後朝日岳~部名垂沢のコースを5人で歩いてきました。尚23日は部名垂沢から登ってくるメンバーと羽後朝日岳の頂上で合流する予定です。
スタート地点は堀内沢の取水口です。準備をしていたら東京・八王子の4人パーティーも入渓してきました。
水は澄んでいましたが、普段より水量が多く徒渉で結構苦労しました。時間も倍以上掛かります。
流木が堰き止めた自然のダムです。先日の台風の影響かあっちこっちに流木が引っ掛かっています。
結局1日目蛇体淵まで入れず、二条の滝の下で幕営です。ただメンバーのMさんが左手首を負傷したので、明日の行動が心配です。登りは引っ張り上げれば何とかなると思うので、予定通り上を目指すことにする。
蛇体淵です。休憩していたら上流から3人パーティーが降りてきました。昨日羽後朝日岳から下天狗沢を下降して上天狗沢出合に泊ったとのことです。
上天狗沢出合までは穏やかな平坦な流れです。しかし下天狗沢に入るとゴルジェが連続し、きわどいヘツリまた直登できない滝も出てきて高巻に時間が掛かります。
ゴルジェ帯を抜けると開けた状態になり、グングンと高度を稼げます。最後の難しい9mの滝はOeさんが空身で長い足を生かして登りきり、後続はしっかり確保してもらいました。
しばらく登ると朝日岳の頂上が目の前に近づいてきます。急な露岩地帯を登りつめ夕日で周りが赤くなった頂上にようやく辿り着きました。左手を負傷し引っ張り上げられながら右手だけで登ってきたMさん、よく頑張りました。頂上には部名垂沢を登ってきた、モリ夫妻・T枝夫妻がテントを張って今か今かと待っていたとのことです。夜は新調したモリテントで盛り上がった宴会です。でも皆さん疲れから21時頃ダウンでした。
翌朝はまたすばらしい天気で東側は雲海で雲の滝が見られました。
岩手山、早池峰が洋上の島のようでした。ただカメラの調子が悪く液晶が曇ってしまい肝心の写真が撮れませんでした。
頂上から秋田駒方面です。テントは3人用3張・2人用1張何とか設営できました。
部名垂沢も普段より水量が多かったです。
アケボノソウがひっそりと咲いていました。